空き家、手入れして貸します 丹波市
移住・定住希望者を呼び込もうと、兵庫県丹波市は
市内の空き家を改修して一定期間貸し出す「定住促進住宅」2軒の設置を計画しています。
市は、最長10年間の契約で若い移住者を迎え入れるきっかけづくりにする考えで、
県内でも珍しい取り組みといいます。
来年4月のスタートを目指しており、改修工事を担当する業者を公募しています。
空き家対策の一環で、市が所有者から物件を10年間借り上げ、希望者に貸し出します。
家賃の他、自治会加入や年齢制限などの入居条件を検討しており、
今後詳細を決めます。市住まいづくり課は「入居前に地元自治会を紹介するなど、市として希望者のバックアップもする予定。地域に早くなじんでもらい、定住につなげたい」と話します。
改修する2軒のうち、同市春日町中山の物件(1960年築)は
木造2階建てで、土間やかまど、五右衛門風呂などがあります。
もう一つは同市市島町白毫寺の物件(62年築)で、木造2階建ての母屋と離れがあります。
改修工事は、田舎らしい暮らしができるよう、現在のたたずまいを生かすデザインなどが条件。
事業費は1軒当たり380万円。公募は、参加表明書の提出が今月13日までで、
審査会が11月11日に行われます。
土間やかまど、五右衛門風呂はなかなか体験できないので貴重ですね!
縁側でひなたぼっこしたら気持ち良さそうです。
地方では空き家を改装して移住者を迎え入れる取り組みが増えています。
空き家を活用して空き家、減らしていきましょう!