空き家所有者の約半数が「5年以上放置」
(株)ジェクトワンが運営するアキサポ空き家総研は18日、「空き家所有者の意識・実態調査」を発表した。
対象物件は、戸建て、区分マンション、1棟マンション・アパート。1棟ビル、セカンドハウス(別荘)、店舗で所有者が空き家と認識しているものである。
空き家の放置年数(戸建て、区分マンションのみ)「1年以上」が、戸建て85.2%・分譲マンション64.8%、「5年以上」が戸建て46.7%、区分マンション42.3%となった。
その理由は、「お金がかかる」が35%でトップ。「活躍したいがどうしたらいいかかからない」(23.3%)、「老朽化がひどい」(23.3%)、「家具などの処分に困る」(20.0%)と続いた。50・60歳代では「先祖から受け継いで言うので心苦しい」「相続に問題がある」「賃貸しようとしたができなかった」という回答も目立った。
今後の空き家の活用意向については、71.9%が活用の意思を、持っていた。
活用内容は、売却する・セカンドハウスとして使用・地域貢献に活用などが上がった。
不動産流通研究所 2020/3/18より
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