高齢者向け施設事業に投資 「ソーシャルボンド」60億円発行へ
学研ホールディングスはソーシャルボンド(社会貢献債)を60億発行する。社債を発行するのは1989年以来、約30年ぶり。年限は5年で発行時期は今度詰める。調達した資金は子会社で認知症高齢者向けグループホーム運営を手掛けるメディカル・ケア・サービス(ＭＣＳ)の株式の追加取得などに充てる。社会貢献債は資金使途を社会的課題を解決する事業に限定する社債。学研ＨＤは2018年9月にＭＣＳの株式の62％を取得して子会社化した。今回の資金調達でさらに株式を追加取得する。サービス付き高齢者向け住宅やグループホームなど介護事業の投資資金にも充てる。社債の主幹事は大和証券。日本格付研究所(ＪＣＲ)から最上評価である「ソーシャル1」の予備評価を取得した。安達快伸執行役員は「介護を通じた社会貢献を社内外にアピールしたい」と話す。
日本経済新聞より
今、空き家を障碍者、認知症を患っている高齢者の方向けにグループホームを新規事業として着手している企業があります。
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